兄貴からの連絡
体調どうだ?
身体がおかしくなってから、時々話をするようになった
何やらピューラーでこさいでいる姿(ビデオ動画)
何やっているの?
ん?じゃがいも剥いているよ
最近料理を始めたらしい
単身どこそこ行く中で、奥さんからビデオ通話で学んだと
センスがあるよなって😋😋😋 私も言われてみたいもんだ
だいぶレパートリーも増えて、弁当までこしらえているんだと
仕事仲間にも卵焼き食べて貰ったりしてるって
いいねぇ~☆ すごいじゃん♪ そんなことする人間だったっけな ( ゚∀゚)
肉じゃがときんぴらを作っているそうだ
肉じゃがは明日から食べる分だって
煮物はしみてからが美味しいってか(* ´艸`)クスクス
わびさび語っているところが小にくいところ
料理は奥が深いよな だってさ(*´σー`)
仕事以外で何かしたいこと、楽しみ事が見つかって良かったなって話になった
植物を愛でるようになって欲が落ち着いたような気がする(植欲は強くなったけど(⌒▽⌒))
兄貴も同じことを言っていた 欲しいものがなくなったって
本当に必要なものがわかるようになったって 外食しなくなったって
健康が一番だなって
肉じゃがの味の決め手はあご出汁だそうだ(これも笑った)
「これを入れると旨いんよ」
へぇ~🍳 語っちゃってる(*`艸´)ウシシシ
🍀 🍀 🍀 🍀 🍀 🍀 🍀 🍀 🍀 🍀 🍀
こんなになってからというもの、昔をよく思い出すようになった
ステロイドの影響は想像を超えていた
言葉が出にくかったりどもるようになった
あたまの中が常にこもっているような、スッキリしない感覚・・・
突然、全身に赤黒い湿疹 Σ(・□・;)
10月半ばの出来事だった
初めてのことだった
主治医に連絡
皮膚科を受診してって…
え…(´;ω;`)ウゥゥ(先生が診てくれるんじゃないんですか…)
皮膚科では治療中の薬情を見せた
免疫が弱っている事で起きやすくなっているって。。。
蕁麻疹と皮脂乾燥性湿疹との診断だった
アレルギー薬が少ないねと、さらに追加された
(*´Д`)ハァ… また薬ですか…
当時は炎症反応も高く、免疫が弱くなっている
気を付けなければならないことがたくさんあった
感染症にも気を付けてと
肺炎起こしやすいからねと言われた
肝臓・腎臓の数値はすぐに異常値を示した
糖尿にもなりやすいから食事も気を付ける必要があった
自己免疫疾患
自分の体の中で何が起きているんだろう・・・
私、死ぬのかな…という恐怖に陥った
全身ブツブツなんて初めて見た
体内からあふれ出している気持ち悪い物体
身体が悲鳴を上げている異常事態
蕁麻疹が落ち着くまで出勤を控えさせて貰った
💊 💊 💊 💊 💊 💊 💊 💊 💊 💊
いつそうなってもいいようにと考えるようになった
腕が動かないから、貰った軟膏は届く範囲でしか塗ることが出来なかった
棒のついた背中をこするやつを買ったのに、手首を曲げられないから背中にあたらなかった
結構な値がしたのに、浴室に掛けっ放し
新たな副作用に悩まされることになった
非常に眠たかった
在宅ワークも眠気との闘いとなった
思うように身のこなしが出来なくなって、家ではよくひっくり返った
家だから職場みたいな空間ではない
モノや家具も置いてある
家主が自宅介護をしていたこともあってバリヤフリーだし、廊下も玄関もトイレも浴室にも手摺が取り付けられていたのが助かた
もうそのレベルだった
こういうことが支障になるんだ💡
不自由になって、動線とか物の置き方とか取り出しやすさというものを考える学びには繋がったけど、それらを整理する気力も体力も処理能力もなかった
ただただ日常をこなすのが精一杯だった
気を付けていても、思いもよらないところで筋が突っ張り、その一歩が急にでなくなることもある
後々、倒れ方も上手になったが(笑)、最初の頃は手をついてしまい、その腕肩に激震・激痛が走る
しばらくは奄美の野生ガジュマルの本幹を超えるほどの(例えですよ)ぶっといしびれが続く
目玉が飛び出るほどの思いを、初めて味わったかもしれない
一人で悶絶し処理するしかなかった
痛くて、心細くて、悲しくて、辛くて、みじめで…
倒れても起き上がることも出来ない
助けを求める人がいなかった
一人で生きていく覚悟は出来ていたはずだったのに(* ´艸`)クスクス
心の中で母親を呼んでいた
おかあさん… 痛いよ… 助けて( ノД`)シクシク…
最初の頃は援助してもらうことが照れくさくて、母親が差し出した手に身をゆだねることが出来なかった
申し訳なくて、力を調整したこともあった
上手に甘えられなかった
母親の頭一つ出る大柄な体格
その小さい身体に負荷を掛けられないという気持ち(充分心配は掛けていますけど…)
いい年になったけど、やっぱりこういう時は母親のことを思い出すんだなって思った
幼少期は兄貴の邪魔ばかりしていた
周りに受けのいい兄貴をうとましく思っていた時期もあった
その兄貴が実家を出ると、大人になっていくんだなって思った
それぞれの道
県外に出た兄貴には親の面倒は観なくていいと言っている
仕事もあるし無理に決まっている
私が看てあげたいから
帰ってこなくていいから
困ったときは連絡するから
親の介護で私が働けなくなったら、どうしようも出来なくなったらお願いするから
割り切ってお金だけ振り込んでくれたらそれでいい
親を看るってキレイごととはいかない
仕事ではない
時間の区切りがあるわけじゃない、生活そのものとなる
大丈夫、私が看るから。。。そっちはそっちの生活をして
地元に帰るなんて言っちゃダメだよ
🍀 🍀 🍀 🍀 🍀 🍀 🍀 🍀 🍀 🍀
今のうちに一緒に植物ライフを楽しもうか
心身の健康に絶対いいハズ
どこの薬よりも効果あるだろうよ♡(ね、おかあさん、そうしようよ)
🍀 🍀 🍀 🍀 🍀 🍀 🍀 🍀 🍀 🍀
こんな病に足止め食らっている場合じゃない
早く治して健康を取り戻さないと・・・
しっかり向合って治療をしていく、そう決めたんだ
でも焦らず、腐らず、出来ることからゆっくりと・・・
兄貴も調子よさそうにしているのがわかって良かった
何気ない会話が何よりだった
前に進んでいるな、良かったな、周りの人を大事にしろよ そして健康でいろな
お互いそういう気持ちで携帯を閉じたと思う
後から送られてきたリブサンドの写真「うまかったぞ」だって笑 ハイハイ
私も前に進もうか☆
さぁ、行動を起こせ
新しい時代の訪れだ
変革の時なんだ☆
宇宙の惑星も流れを変えたんだ💪
春を待たずして、植替え欲しさに暴れまくっているブルースター君がいたっけな
冬土用はあまりよくないと聴いたけど、今のタイミングが君には必要なんだよね
土の神様にお願いするね 失礼します🙇
ピートモス系の水はけ良い用土に植わってた、細く華奢な糸みたいな根っこ
あんまり土を落としちゃまずいよね
小さな根でピートモスをしっかりと握りしめてあった
2回りぐらい大きめのプラ鉢に鉢底石を詰めておく
水持ち良すぎる可能性あるかも… でも… いいよね(これしかないもん (。-人-。) ゴメンネ)
らんまる風にちょこっと水やり
あれ?モケモケ隠れちゃったかな…
ねぇ、ブルースター
君はいったい何なんだい? 自分でも気がついているのかい?
その特別な魅力に( ^ω^)・・・
名前にブルーってあるけど、銀粉掛かったような品良い光輝感あるじゃないか
1寸鉢でおさな子ですでにもう貫禄まである
イタリア系スーツで細目にタイを巻き、熱帯系の暑苦しさには程遠い、無機質なオフィス内で討議しているようなスタイリッシュさをかもし出している
いずれ手のひらを超える葉に成長して、そのオシャレ感を更に格上げしていくんだろう?
はてしない銀河の☆のような存在になって、深く魅惑溢れるその場所から、私の心を静かにトキメかせておくれ
プレポディウム・ブルースター(和名:大王嚢星)
熱帯性多年
羊歯植物・葉裏に円形の胞子嚢がつく(和名は左記胞子からきている)
コメント
娘を妹を同僚をおもんぱかる…
親だから兄だから妹だから後輩だから
抱き上げた時 電話かける時
遠くから見守っていた時の思い
それぞれの立場で思いを巡らせる
不器用そうでスマート
さりげなく背中を押す兄さんは
まるでブルースターの様ですね